考えられるパターン

「新卒入社される方のだいたいの定着率について教えてください」と学生からの質問。「弊社では新人に絞った離職率は算出しておりませんが、年100人程度の離職があります。2000人程度の会社なので5割というところでしょうか」と人事の方の説明。疑問を感じたので、とりあえずどういう意味かを考えてみた。
▼考えられるパターン1:いいまつがい
 2000人中の100人で5%なので、「5分」のところを「5割」と言い間違えた。
▼考えられるパターン2:計算ミス
 情報系出身の社員が多い会社だが人事の方は文系っぽい感じだったので単に計算ミスった。なのに計算のテストの試験監督をしているし、おそらくこの人が採点するんじゃないかと思ったりする。
▼考えられるパターン3:本当は5割?
 100人というのが嘘で、実は全社で年間1000人の離職がある。ん?、これでは毎年採用パンフレットつくれないですね。
▼考えられるパターン4:本当は5割?
 新人の定着率が本当に5割。年間100人超規模の採用を行っている会社なので可能性はなきにしもあらず。
▼考えられるパターン5:本当はもっと恐ろしい数字
 8割超などが実際の数字で、ちょっとサバをよんでみたとか。「算出していない」は嘘だが、とりあえずそれっぽく数字を言ってみたとか。
▼考えられるパターン6:実は人事じゃない
 説明をしている人は人事と名乗ったが、実は別の部署の担当者とか。人当たりがよさそうだったので営業かも知れない。
▼考えられるパターン7:実は社員じゃない
 よく訊かれそうな質問だけに、人事が知らないフリをしているところから、実はその会社の社員じゃないとか。
▼考えられるパターン8:実はイライラしていただけ
 会社説明会に10人ぐらいが10?20分遅刻してくる事態にもかかわらず丁寧に説明する司会の人事部社員。心の中ではかなりイライラしていたはずなので、そんな奴の質問は適当に返してやる、との思いで適当に言ってみたとか。
▼考えられるパターン9:実は「篩い」
 離職率程度のデータだけで会社をみようとする学生を見抜くための一言。その後の選考の手間が省けてよかったと思っていたりするのかも。
▼考えられるパターン10:実は…
※いろいろ考え出すと筆記試験に集中できないから要注意。こんな馬鹿な人間を落とすための効果的な一言であった可能性は否めない。
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