失敗は成功の母

 科学技術振興機構はこんな活動もしていたのか。
JST失敗知識データベース「失敗百選」
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Contents?fn=1&id=GE0107

「信じられないことが、時には起こる。しかし、その予兆はある。その予兆に対する取り組み方と、起こった時の対処方法が重要である。」
( 中尾政之「世界貿易センタービル崩壊」
 http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=2&id=CA0000265 )

と言われても、まさにその通りとしか言いようがない。予兆。WTCの予兆って何だったんだろうか、と今考えてみる。
 サウジアラビア人がアメリカ人が嫌いだと言っていた。去年はヨルダンでも耳にした。中東のアラブ社会にとっての対米感情の原点はやっぱりここなんだ、という気がする。予兆はずっと前からあった。起こった時の対処方法については今あえて言及するまでもないだろうが、どんな「取り組み方」が最善だったのだろうか。エルサレムの旧市街のように、多くの宗教や主張が、ひとつ大気圏という城壁に囲まれてうまく共存できないかと思う。
※失敗が成功に結びつきますように。
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