脈絡のない話：走りだした男

　超がつくほど私事だが、つい先日から久しぶりに走り出した。
　そこまでは良かったのだが、なんのその。早い。誤植ではなく「早い」のである、息があがるのが。そして翌日筋肉痛。たかが３km足らずで。しかも超低速…。これではマズイ。
　運動不足っぷりをちょっと見直そうと思い、今日からジョギングメーターをつけてみることに。ただのkm表示ではつまらないので、東海道ならどれくらいかがわかるようにしてみる。東京に向かうのは何かひっかかるが、分かりやすい大阪駅起点の上りコースに設定。今は自分専用なのでFlashをつくる手間を惜しんで、とりあえずPHPだけで実装。場所から距離はGoogleMapsAPIが使えそうだけど意外と逆は厄介。駅間の距離が長いと萎えそうだなぁ…。さぁどれだけ続くんだろうか…
　昼間は暑すぎるので夜走りに行くのだが、なんせ見えにくい。うっかり色んなものを踏んで香り豊かなマイシューズになっていたりする。川からは「ボォー、ボォー」と聞こえる不可解な低音。とにかく後ろは見ないようにするのが原則。ただでさえ生い茂る草の影が時々人間に見えたりする。こんな中を走っていると、背中に闇が手を伸ばしてくるような感覚にとらわれる。何かから逃げるように走る、それが今の自分の姿なのかもしれない。
※花咲いた あとの静けさ 美しく。あ、花火したり見たあとはちゃんとゴミ片付けましょうってことです。翌朝拾ってくれてる人がいるんですから。明日河川敷がゴミだらけなんてことのなきよう祈る。
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