頭髪:95%OFF

 卒論も放棄してしまって、身の回りに書くことがないのでかなり私的なことを。
 髪の毛を切ってみた。多少思い切って、初めての95%のダイエットに挑戦。
 ビフォー:16cm → アフター:8mm
 一度はやってみたかった完全なマルガリータ。やってみたらキモチワリータ。とにかくびっくりするほど似合わないらしい(笑) 店の人が「罰ゲームですか?」と訊いたのも分かる。
 ウェントワース・ミラー(プリズンブレイク主人公)やバラク・フセイン・オバマ(次期米大統領)みたいなイケテる坊主からは程遠く、マルコメボーイやカラテカの矢部みたいな愛嬌もなく、言ってみれば極めて変質者っぽい。鏡の中の自分とは目を合わせて3秒以上話をするのは気持ち悪くて遠慮するが、頭部にできた黒い人工芝のフィールドを撫でる触り心地だけは気持ちいい。
 今回こだわったのは完全な丸刈り。中田みたいなファッション性のあるものではなく、戦後の小学生みたいなイメージである。オーソドックスに頭の形を知りたかった。
 ここのところ「デフォルト」に関心がある模様。自分のデフォルト、人間のデフォルト、社会のデフォルトって何なんだとか。でも本質に近づけないのをひしひしと感じるに止まっている。ずっと周縁しか生きられないのではないか、そんな気がする。周縁が好きだし、重要だと思っている。だが本質を知った上での周縁とそうでない周縁は違うらしい。これで美のない顔の本質は見えてきた、ということでよしとしたい。
 頭の外面のデフォルトはそれ自体悪くないのだが、顔や耳、体形や性格との関係においては強烈な有機的関係性の逸脱が感じられる。見馴れた自分の顔のゲシュタルト崩壊に笑えてくる。やっぱり関係の中に生きるものもあるんだろうと思ってしまう。
 さてビフォーアフターの写真を載せるべきか否か…。

↓結局載せてみました。


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